2006年 10月 16日
ロイ君 またね |
夜中に連絡をもらった私達は急いで駆けつけ、まだ暖かく眠っているかのような
ロイ君にお別れを告げました。
お別れを告げて自宅に戻ると、玄関に赤トンボが。
ここら辺で赤トンボを見るのはとてもめずらしく、ましてやマンションの中にいるなんて。
きっとロイ君が遊びに来てくれたのね。
1ヵ月半ほど前から様子がおかしくなり、足に力が入らなくなって
最後の数週間は寝たきりに・・・
原因はハッキリとはわからないのですが、脳に腫瘍があった可能性が高く
最後もあまり苦しまずに安らかでした。
私が結婚して、さくらが我が家に来るずっと前から・・・
ロイ君とは長い付き合いです。
ものすごく人が好きで、とっても優しくて、人一倍甘えん坊で
そんなロイ君は私にとっても大切な大切な家族の一員でした。
さくらにとってもロイ君は、一番の遊び相手で、お兄さんで、お父さんで
本当に大好きで大好きで、いつも一緒にいたい存在でした。
今でも実家でロイ君の姿を探し回るさくらを見ていると、辛く寂しく
なんだかまだみんなと一緒にリビングにいるような気がして。。。
9歳半という想像以上に早い生涯だったけど、きっときっと幸せだったよね。
毎日のお散歩、本当に大好きだったよね
お休みの日、ロイ君がお留守番だとわかると、よく主人とお散歩に連れ出していました
「おさ」 という言葉だけで、ものすご~く喜んではしゃいでいたよね
外苑の銀杏並木と青山墓地がいつものコース
誰よりも詳しかったね
真似っ子さくらがやってきて
一緒に走り回ったり
二人でおねだりしたり
しつこいさくらにお腹を見せちゃったり
それでもお兄さんらしく、お散歩の時は常に振り返ってさくらが来ているか確認してくれたね
助手席が好きだったロイ君
海にも行ったし
雪の中も走ったね
そうそう、屋上でのバーベキューではいつもみんなの人気者
そんな優しくて可愛いロイ君のぬくもりは一生忘れないよ
またいつの日か、この甘えん坊なお顔に
このあどけない横顔に会えるよね
それまで、虹の橋の向こうで待っててね
Thank you for happiness ROY♪
by ragazza.seta
| 2006-10-16 23:24
| ひとりごと